一般社団法人Nature-based Solutions

Green & Local －地域循環型経済共創プロジェクト
― 自治体・地元企業・住民が“三位一体”で回すローカルサーキュラーエコノミー ―

Green & Localは、地域に眠る自然資源や人的資源を最大限に活かし、「環境」と「経済」を両立させながら、持続可能な地域社会を共に創るプロジェクトです。

一般社団法人 Nature-based Solutionsは、このプロジェクトを伴走・運営サポートを行います。

・地域資源の可視化・価値化（例：CO₂吸収量の見える化）

・自然資本を活用したクレジット創出・活用（例：Jクレジット・NbSクレジット）

・地域内外の資金・企業・人材との連携構築

・補助金・制度活用のアドバイスや申請支援

・ESG・SDGs文脈での広報・評価サポート

地域に根ざした経済を、地域の手で持続的に回していく――。

私たちは、その未来の実現に向けて、自然と経済の調和を軸にした仕組みづくりを全力で支援します。

プロジェクト事例：早成桐×モリンガによる地域循環型経済モデル
本プロジェクトは、地域における未活用農地・遊休地を活かし、環境価値と経済価値を同時に創出する地域循環型モデルです。

【Step 1】早成桐・モリンガの植林

・地元住民・事業者と協力し、早成桐およびモリンガを地域内に植林

・高いCO₂吸収性能をもつ早成桐、食用・化粧品原料として価値の高いモリンガにより、環境・健康・産業の
　3領域を横断する資源活用が可能

【Step 2】環境価値の可視化とクレジット化

・早成桐によるCO₂吸収量を可視化・データ化し、ボランタリークレジット（NbSクレジット）として発行
・もしくは早成桐の剪定・伐採残渣からバイオ炭を製造し、J-クレジット制度への申請・活用も可能
・クレジットは、自治体のゼロカーボン施策や企業のカーボンオフセットに販売

【Step 3】モリンガの地元産業化

・モリンガ葉・種子を活用した加工食品・健康食品・化粧品原料を地元企業へ供給
・地元中小企業や障がい者就労支援施設との連携により、雇用とブランド価値を地域内に還元

【Step 4】バイオ炭の製造・販売

・早成桐を原料としたバイオ炭（農業用・土壌改良用・防災用途など）を製造し、農家・企業・自治体向けに販売
・副次的に熱利用や土壌浄化、災害備蓄資材としての展開も可能

【Step 5】得られた収益を地域に再投資

・CO₂クレジット・モリンガ製品・バイオ炭販売の収益の一部を再投資
・植林面積の拡大、教育活動、地域雇用の創出など持続的な地域経済サイクルを構築

▶ このプロジェクトがもたらす地域の未来

・ゼロカーボン自治体の実現

・地域雇用の創出と障がい者等の就労機会確保

・地元産品のブランド化と産業多様化

・未利用土地（遊休農地・耕作放置地）の有効活用

・環境価値の「見える化」と「売れる化」

本モデルは、Nature-based Solutions（NbS）の考え方をベースに、地域資源を循環させる本質的で実行可能なローカルモデルです。

私たち一般社団法人 Nature-based Solutionsは、企画から伴走支援、クレジット申請、販路開拓まで一体的に支援いたします。

プロジェクト事例：

運送会社主導による「燃焼促進×森林創出」カーボンオフセットプロジェクト

本プロジェクトは、地元運送会社が中心となって、以下の2つの手法でCO₂排出削減と吸収を実現し、Nature-based Solutions（NbS）クレジットを創出・活用する地域主導型の循環モデルです。

燃焼促進剤による燃費改善による排出削減
遊休農地を活用した早成桐の植林によるCO₂吸収
さらに、得られたクレジットを用いて自社のCO₂排出をオフセットし、地域とともにゼロカーボン社会を実現します。